koewokiku(HPへ)

スポーツ

2015年7月20日 (月)

ラグビーWC2019の会場

 新国立競技場の建設計画見直しで影響を受けるラグビーWC2019であるが、必ずしもマイナスではないとの意見を読んだ。陸上競技場はラグビー、さらにはサッカーの試合には適さない面もあるというのである。確かにラグビーの国際試合(昨日も南半球四ヵ国対抗の2試合を仕事をしながら観戦した)は専用の会場で行っており、陸上競技のトラックは観客席とのグランドの距離を大きくして、臨場感を小さくする。オリンピックを契機に主会場が新設されることが多いが、終了後は改修をしてトラックを撤去しているケースも多い。そしてトラックを残している競技場は稼働率が大変低いというのである。
 一方、サッカーのヴィッセル神戸が本拠地の移転を考えているとの記事も読んだ。こちらは専用球技場ではあり、ラグビーWC2019でも使用されるが、開閉式のスタジアムであるがため、天然芝の生育が良くなく、芝生の状態が良くないことが神戸の持ち味を奪っているというのである。以前から指摘されてきたが、一向に改善されていないという。
 サッカー協会は将来のラグビーWC再誘致のため、国立競技場の定員を8万人にしてほしいとの要望を出している。これはサッカーWCの主会場の現時点の条件が定員8万人以上であるためであるが、長期的に考えれば、定員8万人以上のサッカー専用スタジアム建設を目指すべきではないか。先立つものも必要だが、イギリス・フランスやオーストラリアでも同規模の専用の球技場があるのである。新国立競技場についても、その基本設計(オリンピック後の利用を含む)が最大の問題ではないか。
 現在、日本の競技場で定員が最多なのは、横浜国際総合競技場(72327人)であるが、ここもトラックを併設している。球技専用スタジアムでは定員63700人の埼玉スタジアム2002が最大で、新国立競技場に代わってここがWCの会場に加えられる可能性が高いそうだ。会場の定員の減少により、収入減が予想されているが、実際にラグビーを観戦する会場としては、より良いのではないか。サッカーの国際試合も旧国立競技場や横浜国際総合競技場よりも、この埼玉スタジアムでの開催が多いとのこと。
 ということで、基本構想を含めて新国立競技場は再検討が必要であるし、サッカー界もクリヤーすべき財源や観客動員の問題はあるが、専用の競技場の建設を検討すべきであろう。女子WCでもそうだが、日本では純粋にスポーツの質の高い試合ではなく、国威発揚の場として国際大会がその場限りの関心の対象となっている。普段はサッカーの試合を見てもいない人に限って、国際大会の成績に文句を言うのである。同様に沖縄に関心のない人に限って、領土問題で沖縄に不満を漏らしている。テニスの錦織選手も、ウィンブルドンで負傷リタイアしたが、たまたま女子WCがあったので、そう批判はされなかったが、これがなければどうであったろうか。このような人々の意識を変える必要もある。

2014年9月 7日 (日)

ラグビーW杯まで1年

 南半球4カ国による「ザ・ラグビーチャンピオンシップ」は各チームがホームとアウェイで6試合を戦うが、前半の3試合が終わった。オールブラックがワラビーズとのアウェイの初戦を引き分けたが、続くホームでのワラビーズとプーマスの試合には完勝して首位。2戦終了時は首位であったスプリングボクスが、アウェイのワラビーズ戦を最後に1点差で逆転され2勝1敗。ワラビーズが1勝1分1敗、プーマスは善戦しているが3敗である。残る試合はいずれも接戦が予想されるが、最終順位は変わらない可能性が高い。オールブラックスがスプリングボクスの2連敗する可能性と、ワラビーズがプーマスに2連敗する可能性は低いのではないか。ただし、スクラムの優劣があるので、後者の方が番狂わせの可能性は高い。プーマスは、さすがにサッカー大国アルゼンチンだけあって、キックはうまい。スクラムも強いでの、あとは経験を積めば、チャンピオンシップでの勝利も可能か。
 オールブラックスはW杯以降、世界ランキング1位を維持し、テストマッチの成績は47勝1敗3分であるが、メンバーの高齢化という課題があるように思われる。前回(2007)、前々回(2011)はヘンリーヘッドコーチ、今回(2015)はアシスタントコーチから昇格したハンセンヘッドコーチということもあって、メンバー交代が少ないのである。2003年の敗北を受けて、他国のナショナルチームのヘッドコーチを務めたものはオールブラックスのヘッドコーチにはなれないという規定を改めて、2004年からヘンリー体制がスタートしてから、大きな変化がないのである。マコー(34)とカーター(32)も本来は2007年の大会で優勝して代表を退くはずが、優勝できなかったがため、現役を続行して今に至っている。現在は負傷で代表から外れているプロップのウッドコック(33)と万能CTBスミス(33)もである。フッカーのメアラム(35)も先発こそ少なくなったが、なお代表で試合に出場しているし、2011年の優勝を機に代表を引退したカイノ(31)も代表に復帰するとすぐに先発(現在は怪我治療中)。ノヌー(32)もカイノ同様に日本に来たが、代表に復帰し、レギュラーを確保している。その分、該当するポストの後継者が育たない面がある。2011年大会でカーターが負傷し、期待されたスレイド(27)もまた負傷したため、クルーデン(25)がその穴を埋めた。当然、クルーデンがと思いきや、なお、カーターがレギュラーにとどまっている。
 第1回W杯に優勝したチームの場合は、その後のヘッドコーチ指名で波乱があり、最強のオークランドを率いるハートが落選し、No2のカンタベリーを率いるワイリーが就任したため、カーワンなどオークランドの選手との関係がしっくりせず、ワイリーも思い切った新メンバーの抜擢ができないまま第2回大会を迎え、準決勝でワラビーズに敗退した。その轍を踏まないためには、指導体制の一新しかなかったと思うが、現在に至っている。主力メンバーが1歳年をとって迎える大会はどうであろうか。また、指導者もそだっているのであろうか。スーパーラグビーで2012年・13年と連覇したチーフスにしてもヘッドコーチ・レイニー以上に、2000年・2001年のオールブラックスヘッドコーチで(カンタベリーを率い、最高の指導者とされたが、オールブラックスでは結果が出ないとして更迭)、ヘンリーのもとでハンセンとともにアシスタントコーチであったウェイン・スミス(現チーフスのアシスタントコーチ)の力を評価する声が大きい。

テニスとサーフェイス

 半年ぶりの更新となるが、テニスという競技は、芝・ハード・クレイという3つのサーフェイスで選手の力が変わってくるスポーツである(遊びを含めてテニスをやったことはない。グランドスラムを時に見る程度である)。その中で最多の17勝のフェデラーが史上最も優れたプレイヤーであることはいうまでもない。全仏の優勝が1回しかないのは、フェデラーが全英でグランドスラム初優勝をしたのが2003年、全仏を除く3大会を制したのが2004年で、残るは全仏のみとなった2005年に彗星の如く現れたナダルの存在が大きい。フェデラーは25歳でグランドスラム初制覇と決して早熟の天才ではなかった。ちなみに現在の錦織は24歳である。
 全仏は2005年は準決勝で、2006年から2008年はいずれも決勝でナダルに敗退している。2009年は足の故障からナダルが4回戦で敗退しため、唯一の優勝となっている。2010年は準々決勝でセーデリングに敗れ、連続準決勝以上進出が23回でとぎれた。2010年からは新たにジョコビッチが台頭して全仏を除く3大会で優勝した。2011年はそのジョコビッチを準決勝で下すが、決勝でナダルに敗れ、2012年は、準決勝でジョコビッチに敗退。2013年は地元フランスのツォンガに準々決勝で、2014年は4回戦ガルビスにフルセットの末敗退。全仏では5回決勝で敗れているが、仮にナダルの存在がなければ、2005~2009に五連覇したのではないか。
 文章を書きながら、4大大会初制覇が25歳と知り、驚いたのが正直なところだった。現役選手ではナダルが14勝でサンプラスと並んで2位タイ(うち9勝が全仏、サンプラスは全仏のみ未勝利)で、これにつぐのは7勝のジョコビッチ(全英2・全米1・全豪4)となる。
 現在はデータベースが充実しているので、錦織の決勝の相手チリッチの情報も参照できる。ニュースでは錦織の5勝2敗のみ報道しているが、問題は他の強豪との対戦を含めた成績である。チリッチも今大会ブレークしていることは間違いない。今季の対戦は2回あり、錦織が優勝したバルセロナは、クレイコートで、ストレートでの勝利であった。1月には全豪の前哨戦であるブリスベンで2対1で勝利している。チリッチが芝とハードのどちらが得意かは微妙だが、全英ではフルセットで、全仏では3回戦でいずれもジョコビッチに敗れている。ワウリンカにも2度敗退しているが、クレイがストレートであったのに対してハードでは1セット取っている。コーチがイワニセビッチであることを含めて、チリッチがビックサーバーであることは確かであるが、錦織ほどではないが、リターンも良いようだ。
 現時点の両者を比較すると、芝ではチリッチやや優勢、クレイでは錦織がかなり優勢、ハードでは錦織がやや優勢というところであろうか。あとは、当日のファーストサーブの成功率を含めた調子によるであろう。あと、ジョコビッチのサーブは200キロに届かないことが多い割にエースが多い。ただし、セカンドはそれほどでもなく、錦織も狙ってポイントを獲得していた。一方、錦織のセカンドサーブはスピードの割にはポイントを取っている。ただし、ジョコビッチが狙った時にはそれほど有効ではなかった。

2012年5月 4日 (金)

AB(オールブラックス)のHC

 最近ABの記事を見ないが、グラハム・ヘンリーの後継者は、昨年11月に予定通りハンセン氏に決まっていたようだ。ハンセン氏はオーストラリア代表HCのディーンズ氏と同年齢の52才で、デーンズのもとでもアシスタントコーチを務めた経験もある。ウェールズ代表監督であったヘンリーに招かれてアシスタントコーチを務めた縁で、ABでもヘンリーを支えた。
 ただ気になるのは、ヘンリー解任後のウェールズ代表HC時代の成績で、必ずしも良いとはいえないもの。これに対して現ウェールズHCのガットランド(ニュージーランド)は、昨年のWCでの4強入りや今年のシックスネーションズで優勝と好成績を残しており、2013年にオーストラリア遠征をするブリティッシュ・ライオンズのHC就任が予想されている。実現すればニュージーランド人としてはヘンリーに次ぐ3人目となる。ただし、ヘンリー氏はその後成績が下降し、ウェールズ監督を解任され、ハンセンに替わった。ディーンズはオーストラリアHC再任が決まっており、スーパー15や州代表HCの中にも以前のハート、ヘンリー、スミス、ディーンズほどの良い結果を残している人はいない。その意味ではニュージーランドの指導者も若手の台頭が求められる。
 日本代表のHCエディー氏についても、実績はあるが、果たして他の候補者との比較はなされたのであろうか。エディー氏はオーストラリア代表HCの経験もあり、日本のラグビーに通じているが、代表監督としての実績は普通であって、特別優れていたわけではない。どこまで実績を積めるかは、強豪国とのテストマッチをみてみないと分からない。過度の期待は禁物である。

2009年12月 6日 (日)

2010年サッカーW杯のデータから(3)

 NZといえばラグビーのオールブラックスが有名だが、少年の世代では10年ほど前から、サッカー人口が上回っているとのこと。サッカーのNZ代表は対照的なオールホワイツだそうだが、急速に力をつけているのだろう。オーストラリアと同様あの身体的能力の高さに組織力がつけば、日本にとっても油断ができない相手となることが予想される。
 ラグビー強国といえば南アフリカもだが、ワールドカップ開催を契機に強化したであろうが、83位である。確か、2002年W杯のトルシェ氏も日本の前に南アフリカの監督をしていた。名前を忘れたが、ラグビーの代表とサッカーの代表を経験した選手もいたはずである。
 以前オールブラックスに関して述べたが、サッカーの日本代表も、親善試合とはいえ、他国の代表と比べて、良いメンバーと良いコンディションで戦っている。現在はヨーロッパのプロリーグが世界のサッカーの中心であるため、強豪国ほど、W杯以外の試合での選手の招集とコンディションには苦労している。日本が最低でも80%以上の力で戦っているのに対し、本来の50~60%程度の状況ではないか。そこからして、日本の本来の実力(ベストの相手と戦った場合)は、43位よりもさらに低いことになる。
 とはいえ、岡田氏は日本人監督としては評価できるのはないか。今回は調査していないが、国内から代表監督を選んでいる国は少ないのではないか。ラグビーはNZ人のカーワン氏(第1回W杯優勝の立役者)のもとで、明らかに進化している(当然限界はあるが)。

2010年サッカーW杯のデータから(2)

 国際Aマッチについては4段階の重要度があり、最大の前回ワールドカップの4.0から、親善試合の1.0まで。日本が順位を下げた理由に、2番目の重要度のコンフェデレーションズカップに出場できなかったことがあげられよう。
 岡田監督のコメントに、「ニュージーランドや北朝鮮とは同じ組になれないので(どの組も予選突破は楽ではない)」というものがあったが、NZが127位、北朝鮮が84位、韓国が52位である。とはいえ、NZはアジア・オセアニアのプレーオフで、61位のバーレーンにホーム&アウェーの2試合を1-0で勝利している。日本は2次予選で対バーレーン1勝1敗、最終予選で2勝であった。この他に1月のアジアカップではアウェイで0-1で敗れているので、5戦3勝2敗である(あくまでもこれは結果のみで、試合の印象などは覚えていない)。来年3月にはホームでのバーレーン戦がある。
 バーレーンもNZに敗れるとは思っていなかったかもしれないが、プレーオフ進出をかけたアウェイのサウジ戦では、1-1からサウジに追加点を許すが、その直後に追いついて、ホームの0-0を含め2-2となった。そしてアウェイの得点で上回り進出を決めたとある。何が言いたいかといえば、今回は中東のチームの出場がなく、それを阻んだのがNZであったということである。

2010年サッカーW杯のデータから(1)

 サッカーについてはほとんどずぶの素人であるが、データから述べてみたい。
 グループ分けが決定し、日本(43)はオランダ(3)、カメルーン(11)、デンマーク(26)と同じグループEに入った。( )内のFIFAランキング(11月)でみても、格上の国ばかりである。岡田監督の「ベスト4を目指す」というコメントはよいが、現時点のランキングとの落差は大きい。掛け率では日本は参加32カ国中、韓国と同じ24位とのこと。
 出場権を逃した国でランキング最上位は10位のクロアチアなので、ヨーロッパでの予選突破の難しさがわかる。次いで、20位セルビア、23位チェコとなる。
 ポイントでみると、1位スペインが1622に対し、オランダ1279、カメルーン1035、デンマーク835、日本709で、日本は1月の34位からじりじりと後退している。逆にカメルーンは1月の14位から8月~9月の29位に後退したが、10・11月とランキングを上げている。ランキングのポイントは過去48ヶ月の国際Aマッチの結果によるもので、2006年7月に過去96ヶ月の国際Aマッチ(ただしそれまでの直前12ヶ月のもっとも高いポイントを得た7試合の数字が重視される)の合計(1999年方式)から変更された。改訂前には日本は17位。さらに以前の1993年方式では、日本は9位(1998年)となったこともあったとのこと。

2009年11月 8日 (日)

ブレディスローカップ

 久しぶりにHP(http://homepage3.nifty.com/koewokiku/)にブログの記事を追加した。ドリームウィーバーの使い方も忘れていたほどだった。ここのところ歴史関係以外の記事はHPの「ブログ」には転載していないが、一部はどこか適当な所に転載したい。
 昨日ようやく、国立競技場でのラグビー・ブレディスローカップ(ニュージーラン対オーストラリア戦)の放送があった。観客を気にしての措置であったろうが1週間は長すぎた。その中で、オールブラックス首脳陣3人が分担をそれぞれチェンジしたことに関連して、解説者村上氏が1984年当時のワラビーズの監督(ヘッドコーチ)はラグビー経験者ではなく、監督は全体をまとめる能力があればよいと言っていたことが印象的であった。
アシスタントコーチのスミスは元監督で、ワラビーズを率いるディーンズのクルセイダースの前任者であったが、成績に不満をもった協会が途中でミッチェルに交替させた。現役時代はバックス。もう一人のハンセンはヘッドコーチのヘンリーの補佐を務めてきた人物で、協会が彼をヘンリーの後任とする可能性が高いとみたディーンズがワラビーズのヘッドコーチとなったのは以前述べた。ハンセンはフォワード出身。
 今年のカップ4戦はオールブラックスの4連勝となったが、当初のワラビーズのスクラムの弱さは解消されており、両者の差は詰まっているのではないか。差は決定力であろうか。これまで決めごとで攻撃していたワラビーズにディーンズの自ら考える手法が浸透すれば、どうなるかわからない。
 ニュージーランドの指導者の第一人者は、①ハート②ヘンリー③スミス④ディーンズと変わってきたが、オールブラックスの監督は、ハートがしかるべき時期になれなかったため、②ヘンリーの時期に①が、次いで③とミッチェルが、そして④ディーンズの時期に②がなってきた。これが地元開催の2年後のワールドカップでどうでるだろうか。

2008年11月 9日 (日)

ニュージーランド総選挙

 ニュージーランドの総選挙が8日終わり、9年ぶりに保守中道の国民党が政権を奪回し、労働党を率いるクラーク首相が党首を辞任したという。前政権での行き過ぎた民営化を是正してきた労働党政権も、今回の経済不況に対応できず、この結果となった。「両党の政策に大きな違いはない」とのコメントもあるが、現在の政治制度は政権交代が必要である。
 私の記憶が確かなら、前回の選挙ではABのタナ・ウマンガ選手が、クラーク党首と対談していたと思う。ABのニュージーランドでの位置を知ることができるが、一方でスポーツ選手であっても一定の見識を持っていることが伺われた。というのは、50年近く前の巨人・長島選手の「社会主義政権となったらプロ野球はなくなる」との発言と対照的だと感じたから。
 長島選手なりの動物的勘が働いたもので、あるいは当たっていたかもしれないが、もう少し大学卒として広い見識に基づく意見が期待された。別に長島選手を批判しているのではなく、スポーツ漬けであったと思われる日本のスポーツ選手と、一流のスポーツ選手であればこそ学びに裏付けられた広い見識が求められるお国柄の違いを感じたのである。
 付記 ABに関しての以前のブログで「ハンセン」氏を「フランク」と誤記していたことに気づき、訂正しました。そのことを述べるため、今回の文を書いた次第です。

2008年10月26日 (日)

All Blacksのヘッドコーチ(6)

 第6回大会での敗北を受け、新監督の選考が始まり、本命ディーンズ、対抗ガットランドといった予想があったが、立候補締め切り直前にヘンリーが手を挙げた。これに対してガットランドはウェールズ監督に就任し、ディーンズもライバルであるオーストラリア代表ワラビーズの監督になった。この結果、ABの監督は再びヘンリーが就任した。一説には、ヘンリーから途中でハンセンに交替する予定で、それがためにディーンズは立候補しなかったとされる。
 第7回のニュージーランド大会へ向けた最初の年のトライネーションズは、最終戦でディーンズ率いるオーストラリアを破ったヘンリーのABが優勝した。これまでの大会をみていえることは、ABは常に完成度が高く、どの大会でも好成績をあげるが、他のチームはワールドカップ直前にかなり力がアップする傾向にある。ABが思ったような成績が上がらない一因もそのあたりにある。
 この文は、第1回大会後の監督選考が、今に至るまで尾を引いていることを述べただけであって、ヘンリーではなく、ディーンズだとの意見があるわけではない。ただ、野球のWBCではないが、その時点でのNo1監督がABの監督となることが、優勝への近道であろう。ヘンリーも第4回大会の時点が最もあぶらがのっており、ふさわしかったと思う(了)。
※若干インターネットで確認したが、記憶に基づき一気に書いた。そのため思い違いがあるかもしれないが、その場合は訂正したい。

2021年5月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ