koewokiku(HPへ)

« 下野守藤原為親から | トップページ | 源頼政の娘 »

2020年10月29日 (木)

一〇月末の近況

 アメリカ大統領選挙はなお混乱が予想されるが、結果を待つしかないようだ。
 日本学術会議の問題は会議の性格を全く理解していない首相のとんでもない低レベルの発言が続いている。静岡県知事の発言があったが、東大、京大卒であろうとも無教養な人は山ほどいる。法政大学総長田中優子氏は同大・大学院で学び、国文学と社会に関する研究で高く評価された人物である。学問の自由権が国家からの自由であることを無視して発言する人(これも知らない人と知っていて解釈を自分勝手に変えている人がいる)が多い。前首相と現首相は欧米では政治家になることすらできなかったレベルの人でまさに「なんとかの一つ覚え」と「はだかのかんとか」に該当する。是非欧米でも指導者になれるレベルの人を首相とする必要がある。そのような人はいると思うが、情報がなく、具体名をあげることはできない。
 囲碁三星火災杯ワールドマスターズはベスト八が出揃ったが、主催企業がある韓国勢(出場者が最も多い)が一人というのは衝撃的結果である。その兆候はみえていたが、これまた韓国企業が主催しているLG杯では八人中六人を占めてなんとか面目を保っていた。中国ほどには若手の台頭が乏しいのであろう。現在のレーティングでは一位申真諝九段、三位朴九段、九位申旻埈(こちらが昨日一力八段に敗れた)まではよいが、二〇位以内はここまで(もう一つのランキングでも同様)ある。残った一人申真諝九段は虎丸前名人と同じ20才だが大変勝率が高く、今年の対中国勢との対局も一二勝二敗(中国一位柯潔九段と二位辜梓豪九段)である。一六強戦では中国三位の連笑九段に勝利した。もうひとりの申旻埈九段が21才であるが、この下の世代が韓国では台頭していない。中国でも以前ほど10代で世界戦優勝という棋士は登場してはいないが。
 虎丸前名人ど同年齢の大西七段は国内戦では本因坊リーグ入りで七段に昇進し、国際戦にも出場しはじめているが、成果はこれからである。一力碁聖は前述のように高校生の時代から国際戦で活躍していた。大西七段は仲邑初段と同様に韓国へ囲碁留学していたようだが、一方では思うところがあるのだろう、早稲田大学で学んでいるようだ。問題はこれに続く世代であるが、昨年の新人王広瀬四段が19才、今年の新人王関航太郎三段が18才である。関三段は青少年の世界大会で日本唯一の優勝者(12才未満の部)である。一力碁聖(12才未満、優勝は柯潔九段)と芝野前名人(12才以上)、さらには若くして亡くなった島根県江津市出身の関西棋院長谷川広七段(12才未満)が準優勝者。関三段は昨年のNHK坏囲碁杯に初出場したが、藤沢秀行門下筆頭の高尾九段に完敗であった。関三段は孫弟子となり、普段から高尾九段の指導を受けているとのこと。国内予選を勝ち抜いて三星火災杯に出場した関西棋院佐田七段のように大器晩成のタイプもいる、佐田七段は本因坊リーグ入りを決め、名人リーグも予選決勝戦に進出している。今年の一二月で24才と若いのだが、今年になって急に表舞台に登場してきた感がある。新人王戦は関三段と佐田七段の決勝戦であった。女流では秀行門下藤沢四段が22才、上野三段が先日19才になったばかりである。若手棋士は関西棋院四段洪清泉氏(韓国から来日)の道場か日本棋院藤沢八段の教室の出身者が多い。前者は一力、藤沢、芝野であり、後者が広瀬、関、上野という面々である。仲邑初段は韓国留学と父が日本棋院九段、男子で最年少14才の福岡初段は洪道場。ただこうしてみると、日本のスポーツや政治、日本の古典演劇でよくある親子鷹(世襲制)が多く、広がりという点で課題があるように思える。

« 下野守藤原為親から | トップページ | 源頼政の娘 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 下野守藤原為親から | トップページ | 源頼政の娘 »

2021年6月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      
無料ブログはココログ