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2020年7月 9日 (木)

マスメディアの役割1

 昨日八日の東京都のコロナ感染者数が224人と過去最多となったが、相変わらず無責任な都知事と経済再生相の無意味なコメント(いいわけ)が垂れ流されている。マスメディアがそこにメスを入れないので、このような状況となっている。与党の誰もが無能な犯罪者を辞めさせる役割をしない(鈴を付けない)のと同じである。東京都の公開しているデータをきちんと見れば(分析までしなくとも)、ファクトであることはすぐわかる。
 サイトの一番上にある「新規患者に関する報告件数の推移」というのが、ニュースで伝えられている数字である。棒グラフで表示されているが、「テーブルを表示」をクリックすれば一月二四日以降の数字を確認できる。問題はPCR検査数であるが、サイトの一番下にある「PCR検査の陽性率」で確認出来る。患者数とは集計方法や〆切が異なるため、数字のズレが生じているが、傾向は正確につかむことができる。
 感染者数がこれまで最多であったのは四月一七日の206であるが、検査数と陽性者数のデータをみると四月一一日が503人中159人で最高である。一七日は329人中84人で、一六日が510人中136人である。七月八日分は2501人中185人で、七日が2739人中196人が陽性である。検査数の最多は六日の3063人でうち122人が陽性であった。検査数が2000人をはじめて超えたのは六月一二日の2226人で57人が陽性だった。以下検査数2000人以上の日のデータを示すと、一五日は2001人中24人、一九日は2188人中78人、二二日は2091人中49人、二四日は2095人中55人、二五日は2013人中64人、二六日は2371人中75人、二九日が2446人中97人、三〇日が2433人中81人、七月に入って一日が2522人中132人、二日が2516人中132人、三日は2979人中139人、六日は前記の通り、七日は2739人中196人で、八日分は2501人中185人である。
 感染者数に戻ると、報道のように、七月二日が107人と百人を超え、八日が75人と下がったが、九日(サイトでは未掲載)が224人であった。検査数が多いのでこの数字だと言うが、六月中旬からは検査数2000人以上の日は珍しくなくなっている。そうした中、陽性率が上昇している。政府や東京都の当初の説明では、検査可能数に限度があるため、クラスター関係者や濃厚接触者中心に検査をしてきたというものであった。表現を変えれば、陽性になる可能性の高い人は検査してきたというものである。四月中旬の陽性率は30%前後である。それが五月中旬には1%を切っていたのが、六月一九日以降は2%台、二六日以降は3%台、七月一日以降は4%台、五日以降は5%台と上昇している。データが掲載されているのは七日までで、5.8%である。
 こうした点を踏まえれば、都知事と経済再生相にどんどん質問をしてその嘘を白状させることは容易であるにもかかわらず、マスメディアが責任を果たしていない。

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