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2020年7月20日 (月)

二つの感染者数

 東京都の公開するデータで、唯一その後の変更(更新)がないのが、その日(何時からの二四時間かは不明、大阪府は一六時で区切っている。)の感染者数である。検査がいつ行われたかに関係なく、二四時間で判明した数字である。正確には「新規患者に関する報告件数」で、保健所から発生届が提出された日を基準とするとの注記がある。その意味では全体の傾向をみることはできるがその日の陽性者数としては不正確である。これに対して「検査の陽性率」で示されている「検査人数」は、検査日毎の人数である。こちらは検査結果が出るまでの時間差に応じて四~五日の間追加されている。少し前は二~三日だったが、検査数が増えたことで、幅が広がったのだろう。以下では前者を感染者数、後者を陽性者数(名前の違い以上に内容に違いがある)と表記する。
 緊急事態宣言中の感染者数のピークは四月一七日の206であったが、陽性者数は四月一一日の159である。四月の合計では感染者数の3207に対して陽性者数は1502と倍半分の違いがある。前に検査数と検査人数に差があることを述べた。四月でいうと前者は四月二七日の1747が最多であるが、同じ日の後者は298でしなかい。ちなみに後者の最多は四月三日の551で、この日の前者は557と差が少ない。それが三日後には356に対して1081と一気に差が拡大している。以前は経過観察のため一人で複数回の検査を受ける人がいるからだと考えたが、差が大きすぎる。データの入力を始めたのは七月八日からで、翌九日に初めて記事を上げたが、感染者数以外はその後の追加で数字は増えている。おそらくは、四月には、対応に追われてその後の追加がなされていなかったと思われる。そのヒントとなるのが、日経サイトの「東京都のPCR検査人数」で、この数字は最初に上げられたものへの追加がなされていないのである。その最多は七月一五日で約3800であるが、追加された東京都のデータでは4187、翌一六日は日経では減少して約3500だが、東京都では4485と、最初の発表より1000近く増加している。四月二七日の検査人数を日経でみると約300人である。やはり東京都も以前は後で判明したデータを追加していなかったことがわかる。とすると、緊急事態宣言時のデータを現在のデータを比較するのには限界があることになる。一気に力が抜けてしまった。これも「日経様々」である。これがそのままだったので判明した。となると、政府が把握しているデータも同様ではないか。東京都が公開しているデータが過去には追加がされていなかったのだから。
 ちなみに、東京都の検査数(前者)は一六日までしか掲載されていないが、日経ではすでに一七日の検査数が約1200弱となっている。公開サイトには未掲載だが、報道機関向けには出したのだろう。検査数が少ないのは日曜日なので、一七日の検査数はその後の追加で4000程度にはなるであろう(1200から三倍以上になることが分かっているので掲載を控えているのだろう)。1週間前の一〇日は3956であった。そうなると、日経様々といつまでも言うわけにはいかず。担当者はもっと真面目に更新しろ、となる。
追記:一八日の検査数も一九日には報道機関に配布されたのだろう。日経では2500弱となっている。都は依然として一六日までで、その後の追加もされていない。本日二〇日が検査数が低くなる月曜日で、明日に最初の発表がされるのだろう。日経には一八日の全国の検査人数(検査数であろう)も掲載されており、7000余で、一六日の17000弱が最多である。ただし、実際は追加により変わってくる。
 なお、現時点で陽性者数が最も多いのは七月一六日分で検査人数3827に対して329で、感染率8.6%である。この数字は一七日追加分までしかアップされていないので、検査人数、感染者数ともになお一割程度は増えるのではないか。そうなると350超である。現在一六日の293が最多とされるが、これは一六日の特定時刻までの24時間に報告があった数でしかない。一七日の2週間前の七月四日前後に感染した人が多かったことになる。

 

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