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2018年2月 9日 (金)

図書館統計から1

 ブログの原稿作成では公共図書館の資料も利用している。そこで各県の図書館案内を見て状況の比較をしていたが、山口県のように過去の状況を数年後にまとめて公開している県もあり、単純に比較できない面もある。そうしたところ、日本の図書館の2015年の統計(以下では2015版)がネット上で公開されていたので、それを使って状況を比較してみる。小学生の頃の記憶だが、それまでの松江市立図書館が島根県立図書館に発展的に解消して一九六八年に開館され、その時点では全国でも有数の蔵書であったとの記憶がある。その後、松江市立図書館が開設されたが、原発交付金(所在した鹿島町のみならず、松江市もその余得に預かった)の使用目的で批判されないため、プラバ・ホール(音楽中心)と併設して図書館を設けた。開館時の蔵書購入は外部の業者に丸投げせざるを得なかった。現在の予算については、ネットで資料を確認できず。
 現在はというと、自分が利用する歴史の専門書は、予算の関係かあまり本県の図書館にはない。そこで公共図書館間の相互貸出制度を利用して、昨年11月以来、下関市立図書館、鳥取県立図書館、岡山県立図書館、山口県立図書館、あと島根大学図書館の蔵書を利用している。
 広島市立については、121名の職員(内司書資格保有者99、常勤・非常勤の区別は記載なし)、約購入費1億1500万円(2016年度版要覧)とあり、広島県立の30人(非常勤9)、図書購入費4600万(2017要覧)よりはるかに多い。公民館と並行して分館が展開されている。ただし、2015版をみると広島県立は総数41、専任20(司書13)とあり、図書館購入費はなぜか空欄となっている。来館者21万(端数は切り捨て)人、登録者86559人とある。岡山県は職員94.9、専任40(23)で来館者104万人、登録者22万6616人とある。人口は広島県が287万、岡山県が194万人である。岡山市立はデーターがない。同じ県立でもかなりの差がある一つの例としてあげた。
 島根県は人口71万、職員34、専任17(14)とある。図書館費1億1921万4千円である。図書購入費は3833万5千円、登録者数41059人,来館者数26万人である。鳥取県は人口58万、職員45.5、専任24(16)とある。図書館費2億6467万9千円で、図書購入費は要覧によれば1億205万6千円、登録者数11万4361人、来館者数30万人。両県の要覧で更に新しいものが確認できるが、購入費は島根2640万4千円(要覧2017)、鳥取1億513万6千円(2016)とさらに差が広がっている。島根が年々減少し、鳥取は微増しているからである。
補足 2001年の図書館資料費の額が公開されていたので紹介する(これ以前はなし)。【】内は2016年のもの。島根県4285万【3404万】、鳥取県1億398万【1億205万】、岡山県1億2326万【1億2462万】、広島5639万【4854万】、山口5100万【5149万】。島根県と広島県の減少が著しい。島根の最新は2600万円台にまで落ち込んでいる。

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