koewokiku(HPへ)

« 安芸国人一揆鎮圧への益田氏の動員 | トップページ | 図書館の役割?2 »

2017年5月18日 (木)

図書館の役割?1

 学生時代は大学と居住地域の最寄りの図書館のみならず、通学途中の地域の図書館も利用した。国立国会図書館は文献が網羅されており当然利用するが、大学を卒業して島根に帰ってからは仕事の出張で行ったのみである。現在は変更されたのかどうか確認していないが、最初の日は登録の手続きのみで、翌日から正式に利用できるようになるというのは地方から訪れる立場からすると極めて不便であった。
 江東区越中島に住んでいたので、江東区立図書館を利用したのは当然であるが、区内はもう一つ都立南砂図書館が新設されたばかりで、何度か利用した。そこで速水保孝『出雲の迷信』を借りて読んだ。島根県出身の速水氏は永原慶二氏(1919年生)と同級で、戦争中は平泉澄教授のもと皇国史観が吹き荒れる中、大学院生として身を潜めていたことが記されていた。都立では日比谷図書館が最大であるが、こちらも利用した。通学途中では、前期課程は目黒区に通っていたが、乗り換えの渋谷区の図書館に行った記憶はない。目黒区祐天寺図書館には何度か行ったが、ネットで検索すると、現在は守屋図書館に名称変更されていた。確か食堂があった記憶がある。後期課程は文京区に通っていたが、大手町で10分以上も乗り換えのため歩いたこともあったか、特に公立図書館に寄ることはなかった。大学と国会図書館で事足りていたのであろう。成人式は江東区で参加したが、その時の講演は、自らが20才の時、区内の亀戸に住んでいた縁で水木しげる氏、アトラクションは南らんぼう、谷山浩子の両氏であった。
 前置きが長くなったが、現在は出身地の松江市在住なので。市立と県立の両方が利用でき、県内では恵まれている方であろう。ただし、財政難なのか、両図書館とも蔵書は十分とは言えない。本来は城山の中に市立図書館があり、それが1960年代後半に県に移管されて新築されたのが現在の県立図書館である。当時は県立図書館としては蔵書が多かったはずである。それが、図書購入費が少ないため、新規に購入される本は質・量ともに不十分である。中国地方5県の県立図書館はすべて利用したことがあるが、岡山県立図書館は蔵書が豊富で、利用者数の多さで知られている。広島県立図書館は手狭で蔵書も今ひとつであったが、海岸部に移転・整備され、文書館と同居している。広島大図書館も同様に広島市内から東広島に移転して広くなった。山口県も文書館とともに、鳥取県は文書館、さらには県民文化センターとも同居している。米子市の分館は米子市に移管され、市外の人でも貸し出しが可能であったが、県立は県内に居住するか、通っている人に限っている。

« 安芸国人一揆鎮圧への益田氏の動員 | トップページ | 図書館の役割?2 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 図書館の役割?1:

« 安芸国人一揆鎮圧への益田氏の動員 | トップページ | 図書館の役割?2 »

2021年6月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      
無料ブログはココログ