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2014年9月 7日 (日)

ラグビーW杯まで1年

 南半球4カ国による「ザ・ラグビーチャンピオンシップ」は各チームがホームとアウェイで6試合を戦うが、前半の3試合が終わった。オールブラックがワラビーズとのアウェイの初戦を引き分けたが、続くホームでのワラビーズとプーマスの試合には完勝して首位。2戦終了時は首位であったスプリングボクスが、アウェイのワラビーズ戦を最後に1点差で逆転され2勝1敗。ワラビーズが1勝1分1敗、プーマスは善戦しているが3敗である。残る試合はいずれも接戦が予想されるが、最終順位は変わらない可能性が高い。オールブラックスがスプリングボクスの2連敗する可能性と、ワラビーズがプーマスに2連敗する可能性は低いのではないか。ただし、スクラムの優劣があるので、後者の方が番狂わせの可能性は高い。プーマスは、さすがにサッカー大国アルゼンチンだけあって、キックはうまい。スクラムも強いでの、あとは経験を積めば、チャンピオンシップでの勝利も可能か。
 オールブラックスはW杯以降、世界ランキング1位を維持し、テストマッチの成績は47勝1敗3分であるが、メンバーの高齢化という課題があるように思われる。前回(2007)、前々回(2011)はヘンリーヘッドコーチ、今回(2015)はアシスタントコーチから昇格したハンセンヘッドコーチということもあって、メンバー交代が少ないのである。2003年の敗北を受けて、他国のナショナルチームのヘッドコーチを務めたものはオールブラックスのヘッドコーチにはなれないという規定を改めて、2004年からヘンリー体制がスタートしてから、大きな変化がないのである。マコー(34)とカーター(32)も本来は2007年の大会で優勝して代表を退くはずが、優勝できなかったがため、現役を続行して今に至っている。現在は負傷で代表から外れているプロップのウッドコック(33)と万能CTBスミス(33)もである。フッカーのメアラム(35)も先発こそ少なくなったが、なお代表で試合に出場しているし、2011年の優勝を機に代表を引退したカイノ(31)も代表に復帰するとすぐに先発(現在は怪我治療中)。ノヌー(32)もカイノ同様に日本に来たが、代表に復帰し、レギュラーを確保している。その分、該当するポストの後継者が育たない面がある。2011年大会でカーターが負傷し、期待されたスレイド(27)もまた負傷したため、クルーデン(25)がその穴を埋めた。当然、クルーデンがと思いきや、なお、カーターがレギュラーにとどまっている。
 第1回W杯に優勝したチームの場合は、その後のヘッドコーチ指名で波乱があり、最強のオークランドを率いるハートが落選し、No2のカンタベリーを率いるワイリーが就任したため、カーワンなどオークランドの選手との関係がしっくりせず、ワイリーも思い切った新メンバーの抜擢ができないまま第2回大会を迎え、準決勝でワラビーズに敗退した。その轍を踏まないためには、指導体制の一新しかなかったと思うが、現在に至っている。主力メンバーが1歳年をとって迎える大会はどうであろうか。また、指導者もそだっているのであろうか。スーパーラグビーで2012年・13年と連覇したチーフスにしてもヘッドコーチ・レイニー以上に、2000年・2001年のオールブラックスヘッドコーチで(カンタベリーを率い、最高の指導者とされたが、オールブラックスでは結果が出ないとして更迭)、ヘンリーのもとでハンセンとともにアシスタントコーチであったウェイン・スミス(現チーフスのアシスタントコーチ)の力を評価する声が大きい。

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