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2014年9月 7日 (日)

テニスとサーフェイス

 半年ぶりの更新となるが、テニスという競技は、芝・ハード・クレイという3つのサーフェイスで選手の力が変わってくるスポーツである(遊びを含めてテニスをやったことはない。グランドスラムを時に見る程度である)。その中で最多の17勝のフェデラーが史上最も優れたプレイヤーであることはいうまでもない。全仏の優勝が1回しかないのは、フェデラーが全英でグランドスラム初優勝をしたのが2003年、全仏を除く3大会を制したのが2004年で、残るは全仏のみとなった2005年に彗星の如く現れたナダルの存在が大きい。フェデラーは25歳でグランドスラム初制覇と決して早熟の天才ではなかった。ちなみに現在の錦織は24歳である。
 全仏は2005年は準決勝で、2006年から2008年はいずれも決勝でナダルに敗退している。2009年は足の故障からナダルが4回戦で敗退しため、唯一の優勝となっている。2010年は準々決勝でセーデリングに敗れ、連続準決勝以上進出が23回でとぎれた。2010年からは新たにジョコビッチが台頭して全仏を除く3大会で優勝した。2011年はそのジョコビッチを準決勝で下すが、決勝でナダルに敗れ、2012年は、準決勝でジョコビッチに敗退。2013年は地元フランスのツォンガに準々決勝で、2014年は4回戦ガルビスにフルセットの末敗退。全仏では5回決勝で敗れているが、仮にナダルの存在がなければ、2005~2009に五連覇したのではないか。
 文章を書きながら、4大大会初制覇が25歳と知り、驚いたのが正直なところだった。現役選手ではナダルが14勝でサンプラスと並んで2位タイ(うち9勝が全仏、サンプラスは全仏のみ未勝利)で、これにつぐのは7勝のジョコビッチ(全英2・全米1・全豪4)となる。
 現在はデータベースが充実しているので、錦織の決勝の相手チリッチの情報も参照できる。ニュースでは錦織の5勝2敗のみ報道しているが、問題は他の強豪との対戦を含めた成績である。チリッチも今大会ブレークしていることは間違いない。今季の対戦は2回あり、錦織が優勝したバルセロナは、クレイコートで、ストレートでの勝利であった。1月には全豪の前哨戦であるブリスベンで2対1で勝利している。チリッチが芝とハードのどちらが得意かは微妙だが、全英ではフルセットで、全仏では3回戦でいずれもジョコビッチに敗れている。ワウリンカにも2度敗退しているが、クレイがストレートであったのに対してハードでは1セット取っている。コーチがイワニセビッチであることを含めて、チリッチがビックサーバーであることは確かであるが、錦織ほどではないが、リターンも良いようだ。
 現時点の両者を比較すると、芝ではチリッチやや優勢、クレイでは錦織がかなり優勢、ハードでは錦織がやや優勢というところであろうか。あとは、当日のファーストサーブの成功率を含めた調子によるであろう。あと、ジョコビッチのサーブは200キロに届かないことが多い割にエースが多い。ただし、セカンドはそれほどでもなく、錦織も狙ってポイントを獲得していた。一方、錦織のセカンドサーブはスピードの割にはポイントを取っている。ただし、ジョコビッチが狙った時にはそれほど有効ではなかった。

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