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2011年5月29日 (日)

活碁新評

 長谷川章8段による「活碁新評」の解説書である『筋と形』上下2巻を最近になって入手したことについては前に述べた。その前にマイクロソフトのオークションで上巻のみ入手していた。平成19年の初めに京都府立図書館で閲覧し、上下巻の最初と最後の部分を複写しており、入手したのはその後まもなくのことであったと思う。所有者の父親のものであったが、下巻はないとのことだった。京都へ行く前にもヤフーオークションでみた記憶があるが、その段階では本の重要性に気づいていなかったのである。
 今回入手した上巻と比べてみると、前者は昭和38年12月20日付けの第十版(定価150円)であり、後者は昭和31年1月30日付の初版本(定価130円)だった。ちなみに下巻は昭和31年3月31日付の初版本(定価130円)であった。そして、以前も気づいてはいたが、前者に収録されている昭和33年1月付の前書きで、題名を当初の『新訂活碁新評 筋と形』から『筋と形』のみに変更している。また初版段階では岸本左一郎著、長谷川章補稿解説であったのが、長谷川章著に変わっている。素材は『活碁新評』だが、それに基づく新たな本といってよいとのことから、署名と著者名が変わったのである。
  現在、松江市を会場に囲碁アマチュアの世界選手権が開催されているが、岸本左一郎とその著書『活碁新評』について、もう少し県民へ情報発信する必要があろう。岩本薫元本因坊による囲碁の国際化の前提としての国内における囲碁の普及に、左一郎は重要な役割を果たした。

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