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2011年4月11日 (月)

島根県域と地震(2)

 記憶に新しいところでは2000年の鳥取西部地震(M7.3)、翌2001年(M6.7)の芸予地震があった。
 地震について調べる前は、大規模地震は東海から東北にかけての事だという思いが強く、それと島根原発がある島根半島に政府が認定しているよりも長い活断層があるが、これも政府と電力会社の都合で長さが決められていることが問題であるとの認識であった。
 歴史的には太平洋岸の地震の方が規模は大きいが、日本海側でも九州から北海道まで一定規模の地震は起きている。それが偶々1983年の日本海中部地震と1993年の北海道南西沖地震以外は震源地が内陸部であったために、津波の被害が少なかっただけであることを認識した。
 南海地震により大阪とその周辺に被害がでれば、その影響は島根県域にもいろいろな形で及んでくる。津波があるにせよ、ないにせよ、島根県域でも2000年の鳥取西部地震以上の揺れがありうるし、南海地震が起きた場合の影響も大きいことを知った。果たして県の防災対策をそれを踏まえたものになっているのであろうか。そのためにも、災害に関する史料の収集が必要なのだが、ここでもネックは明治100年を意識して急いで作成した『新修島根県史』の内容があまりにもプアーであることである。歴史を編纂するのは過去のためではなく、現在のためである。その意味で昨日再選した知事が「古事記」にこだわるのは、文化人であるゆえであろうが、知事としては考古学者や古代史の人々が好きな「好古学」(これについてはマルグ・ブロックが述べている)や「誇大史」に走ってはまずいと思う。島根県域らしさが一番わかるのは江戸時代である。ただ、これをお殿様の歴史にしてはこれまた台無しである。県内でも隠岐地方は出雲・石見地方以上に津波への警戒が必要である。

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